高山くん。
こんにちわ。
今日はちょっと趣旨を変えてテレワークで仕事をすることについて話していくね。
よろしくお願いします。
高山くんが今就業している職場はテレワークの導入はされているのかな?
隔週で2日出社するので月に4~5日ぐらい出社しています。
西口さんは基本的にテレワークで仕事してるんですよね?
そうだね。
新しい現場に配属されて1ヶ月ちょっと経ったけど、まだ一度も出社しないでテレワーク勤務だね。
高山くんはテレワーク勤務で苦労していることはあるかな?
今はだいぶ慣れてきましたけど、やっぱりコミュニケーションの取り方には苦労しましたね。
テレワーク以前は一緒に仕事をする人が物理的に近くにいたので、状況を自分の目で確認してコミュニケーションを取っていました。
相手の姿が見えないことでやりずらくなったところはあると思います。
また今の現場は成果物を本番環境にリリースして動作確認を行い、問題なければ作業完了なのですが、セキュリティ的に本番環境にアクセスするのは出社して作業を行う必要があります。
これも厄介で自宅の検証環境で起きない問題が本番環境で起きて、解決に時間を割かれるのも難点です。
西口さんはテレワークで困っていることはないですか?
確かに作業をする上で捕まえたい相手がより捕まえずらくなって作業が後手になることがある感は否めないね。
でもそれ程致命的にはなっていないので、僕はテレワークでいいかなって思ってるよ。
テレワーク勤務であるが故の恩恵もあると思うし。
そうなんですね・・
やっぱり仕事次第、人次第ってところですかね。
そうなのかも知れないね。
いい機会なのでテレワーク勤務のメリット・デメリットについて整理してみるね。
テレワーク勤務のデメリットについて
・自制心が必要
→本来職場に行って作業をしていたわけですよね。
当然職場ですから仕事をするための環境となっているはずです。
ですがテレワーク環境となると自宅で作業をする方が多いと思います。
自宅には生活するための環境があるわけですから、仕事以外のことをする環境が備わっています。
ですからちょっと気を抜くと別のことをしたくなってしまうことも・・・
自制心との闘いですね。
・コミュニケーションに課題あり
→冒頭の会話でもありましたが、人対人のコミュニケーションで成立していた業務の場合、コミュニケーションに課題が出る場合があります。
私のプロジェクトでも作業の意図が充分に伝わっていないため、手戻りや作業遅延が発生しているケースがありました。
対面で作業できていたら発生しなかった事象だったかも知れません。
・そもそもテレワークでは対応できない仕事がある
→パイロットや建設現場の実務はテレワークでは対応できません。
また冒頭の会話で高山くんが話していたように物理的にはテレワーク可能だけど、セキュリティ的にNGなIT業務もあります。
・テレワークに抵抗がある世代、会社体質の場合、テレワーク化が進まない
→テレワークで作業をする場合、パソコンでの作業が中心になりますが、使い慣れていないと結構キツイのではないでしょうか。
また対人でのビジネスを基調とする場合、テレワーク自体が受け入れられないことも考えられます。
・職場ならではのコミュニケーションが生まれにくくなる
→ちょっと休憩がてらにタバコを一緒に吸いに行って雑談したり、仕事終わりにお酒を飲みに行く機会も減ってしまっているのではないでしょうか。
意外とそういう機会に距離が縮まって交流が始まることもあると思います。
またちょっと気になるあの人を食事に誘おうとすることでテンション上がるってことありませんか?
そんな機会が減ってしまうのは悲しいですね。
まぁコロナウイルス起因でテレワーク化が進んでいる側面もあるので、そもそも人とのコミュニケーションを取ること自体が難しい場合も多いと思いますが・・・
テレワーク勤務のメリットについて
・通勤時間がかからない
→これは正直に言って恩恵を受けている人も多いのではないでしょうか。
睡眠時間も多く確保できますし、通勤による疲労もありません。
・作業場所を選択できる
→これも結構メリットが大きいと思います。
出勤頻度が低ければ遠方を作業場所に選択することも可能ですし、実家に帰省して作業をすることもできます。
・家族と過ごす時間が増える
→職場へ出社して勤務する場合、通常は帰宅するまで家族との時間がなかなか持てません。
テレワークの場合はお昼休憩を家族と一緒に取れたり、ちょっとした時間にお手伝いできたりします。
我が家は小さい子供がいるので、緊急の時に子供の世話を手伝えるのは良い環境だと思います。
・新型コロナウィルスに感染するリスクが減る
→私にとってはこれが最大のメリットです。
大事にする家族を命の危険から少しでも遠ざけることができることは何物にも代えがたいです。
私は新型コロナウィルスが流行してからは職場の人とも一度もお酒を飲みに行ってませんし、極力人と会うのも控えています。
・対人でのコミュニケーション負荷が軽減される
→朝の挨拶から始まり、仕事をしている間中人と接しているのは思いの外疲れます。
対面でのコミュニケーションがなくなることで軽減されるストレスもあります。
・タスクに集中できる
→特段やり取りをする必要がないタスクが定量的にあった場合、タスクを消化することに集中できます。
この手の仕事をしている場合はテレワークのほうが効率が良かったりします。
・タスクの空き時間を有効活用できる
→今の職場では振られたタスクが完了して、レビュー依頼を出してからレビュー結果が返ってくるまでタイムラグが発生しています。
レビュー者がタスク過多で時間を取れないのが原因なのですが、レビュー結果が返ってくるまでの時間を事務作業に充てることができます。
対面で仕事をしている場合は、堂々と事務作業を行うのは気が引けることがありますが、テレワークでは気兼ねなくできます。
・昼休みに金融機関に行くことができる
→私は不動産投資を行っているので、必然的に金融機関に行くことが多くなります。
インターネットバンキングでの振り込みやATM間での資金移動なら職場での昼休みでも可能ですが、窓口に行かないと出来ない処理もあります。
窓口に行く度に有給休暇を取得するのは非効率ですし、いざという時のために有給休暇は残しておきたいのが心情です。
その点で言えばテレワーク勤務の場合は昼休みを利用して窓口での処理をしに行けるので大変助かります。
・残業をする場合、比較的時間の制約を受けにくい
→オフィス勤務で残業をする場合、職場のモラル上ぶっ続けで勤務することが多いと思います。
途中でお腹が空いても食事の時間をたくさん取ると何を言われるか分からないですよね。
でもテレワークの場合は、定時まで作業をして、その後食事や家事を済ませた後で作業をしてもあまり言及されない環境だったりします。
総括
・テレワークのデメリット・メリットについて考えてみる
改めて記載してみるとテレワークを行うことでのメリットのほうが多い結果となりました。
自宅で作業をしていると気が滅入ることも多いですが、メリットもしっかり享受しているということですね。
新型コロナウィルスの影響が長引くほどテレワーク勤務も長引く可能性がありますので、上手にやっていきたいですね。
今回は以上となります。
それではまた!
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