投資信託って何だろう
…500かな、全世界かな…
高山くん、何ブツブツ言ってんの?
あっ、西口さん、投資初心者向けの投資信託なら、何がオススメか考えてたんですよ
株式ならやったことがあるけど、投資信託ってよく分からないんだよね。儲かるの?
初期投資を抑えて気軽に始められるので、自分はオススメしてますね。メンテナンスもほとんどいらないですし
投資信託(ETF)は投資家からお金を集め、ファンドと呼ばれるお金を管理する場所にまとめて、投資のプロが株式や債権などに投資をして運用します。
生まれた利益から諸経費を引いたものが、私たちに還元される金融商品です。
ちなみにETFというのは、証券取引所を通じて取引するのかしないのか違いで、投資信託の1つとなります。
投資信託には大きくインデックスファンド、アクティブファンドと呼ばれる2種類があります。
インデックスファンドと呼ばれるのは、株価指数(インデックス)と連動して運用を目指す投資スタイルで、大手のファンドでも利用しています。
株価指数で有名なものには、日経や、ナスダックなどがあります。
指標に連動するように運用をするため、ファンドの運用コストも安く抑えられるのも特徴となります。
その対称にあるのがアクティブファンドと呼ばれるもので、投資対象から個別の銘柄や、投資の割合を決定して運用を目指すスタイルです。
ファンドマネージャー(運用のプロ)の力量が大きく関わってきます。
インデックスファンドよりも高い利益率を目標とするため、運用コストも高くなります。
また、リターンを大きく得ることを目指すため、その分リスクが高くなり元本割れの可能性も高くなります。
そのため、主流はインデックスファンドとなります。
投資信託は米国株式
へー、投資信託ってそんな感じなんだね!で、利回りなんだけどどの位なの?
もちろんモノにもよりますが、自分がやっているのは年6%の利回りが期待できますよ
えっ、6%って高くない?インデックスなの?
はい、運用を任せて6%は大きいと思います。インデックスファンドですよ。
もし、僕がやるとしたらどんな商品が良いの?
それは、米国株式のインデックスファンドがオススメですね
米国株式?何で?
GAFAMを始めとしたアメリカ株式は、今も世界に大きな影響を与えています。
経済の成長も世界的に見て高く、配当回数が多いのも特徴です。
米国では株式の考え方が日本とは異なり、経営不振になった場合、株主に責任を求めないスタンスです。
売上が悪かったので、株主の皆様の配当も連帯で下がりますと、米国ではそのような対応をしません。
そうすると株主からの信頼が失墜して、資金の調達が上手く行かなくなるからです。
株主に対する姿勢もあり、世界中から投資の対象として多くのお金を集めています。
インド、中国の経済成長は目まぐるしく、大きな利益を得る可能性がありますが、安定している投資先は多くなく、政治的な不安から投資対象として積極的にお金が集まっていないのが現状です。
2021年現在は、アメリカの経済成長は安定しており、リターンも投資対象として魅力的です。
そのため、アメリカの株式を中心としたものが好調と思われます。
今後情勢の変化により、アメリカから他の国へと主戦場が変化していくこともあると思いますが、その場合は後述する全世界株式などのインデックス投資にシフトしていきましょう。
また、慣れてくると金融商品全体に興味を持ち、株式以外にも知識がついてくると思います。
その時の情勢から、コモディティ、債券、暗号通貨(仮想通貨)など自分の投資スタイルに合ったものを選びましょう。
投資信託のおすすめ
そうなんだ。で、米国株式のどんな商品がオススメなの?
自分がオススメしているのは、S&P500か、全世界株式ですね!
S&P500は、アメリカの代表的な株価指数です。
ニューヨーク証券取引所、ナスダックなどに上場をしている中で代表的な株式を選定して、その株価と連動して指標が決まります。
その中にはAppleやテスラ、Facebookなど名だたる株式が勢揃いしています。
S&P500を選ぶメリットとしては、有名な株式をそれぞれ買ったことと同じになるため、リスクの分散がされ特定の株価が下がっても、全体的に上昇していれば利益が下がることはありません。
デメリットとしては、アメリカの株式に投資しているため、アメリカの経済が悪くなると元本割れのリスクが大きくなることです。
その場合アメリカが与える影響は大きく、ほとんどの株式に影響が出るため必要以上に警戒するリスクではないといえます。
続いて全世界株式インデックスですが、S&P500の世界版と思っていただければと思います。
S&P500がアメリカだけなのに対して、全世界株価インデックスは日本を含めた各国の株式を選定して、その株価と連動する指標となります。
メリットは各国の株式のため、一か国が経済的に打撃を受ける事象が発生しても、世界的に株価が上昇していれば利益を出す点です。
デメリットは分散しているため、経済成長が大きな国から貰える利益も少なくなってしまうことです。
全世界株式インデックスは、ファンドにより構成している国の割合が異なるので、証券会社の仕様を良く読んでみましょう。
といっても、割合としてはアメリカが圧倒的に高いため、パフォーマンスが大きくS&P500と変わることはありません。
今後経済のバランスによって、割合も変化していきますので、保有・購入の際には定期的にレポートや、構成比率を確認しましょう。
投資信託はどこで買うのか
その2つが良いのは分かったけど、一体どこで買えばいいの?
自分のオススメは楽天証券になりますね。サイトも分かりやすい作りになってます。
楽天証券は、日本株を始めとして海外ETFや、米国株、REIT(不動産投資信託)などを含んだ投資信託と幅広い金融商品が購入できます。
また、楽天ポイントで金融商品の購入もできるため、気軽に投資を始められるのが魅力的です。
そして、ネットの証券ということで手数料が安いです。
金融商品を購入する際には、その商品が魅力的なことはもちろんたいせつですが、手数料が安いことも大変重要です。
せっかく利益を出しても手数料が高いと、思ってたほど収益にはならないことがあります。
他にはSBI証券もオススメとなりますが、個人的には楽天を推しています。
多くの人が複数の証券会社に登録しているため、まずは楽天証券から積み立てNISAなどで投資信託を始めてみるのはいかがでしょうか。
下記のリンクをクリックすると楽天証券へアクセスできます。
まとめ
投資信託についてまとめてみましたが、どうだったでしょうか。
以下に重要なことをまとめてみます。
・投資信託は投資家からお金を集め、ファンドで運用される金融商品
・投資信託はインデックスファンドを選ぼう
・投資信託のオススメは全世界株式とS&P500
・なるべく手数料の安い証券会社を選ぼう
投資を始めた人は間違いなく通る道だと思います。
投資信託の良さは、運用していくのにメンテナンスに時間をあまり割かないことが1つの魅力となっています。
投資信託を始めて、経済についてしっかりと理解を深めた後に、他の金融商品に手を出すのが王道となっています。
今後は参考のために、投資信託の成績を載せることも考えているので、ぜひ参考にしてください。それではまた!
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